健康増進を応援！ 誰もが長く働ける職場づくり

取組み内容

健康増進を応援！誰もが長く働ける職場づくり

医療法人社団七徳会
魚津病院　魚津老人保健施設　魚津病院介護医療院

心身の健康
経済的なゆとり
安心・心の余裕
自分らしさ
自分時間の充実
生きがい・希望
思いやり
つながり

ウェルビーイングに取組むきっかけは？

当法人は職員一人ひとりの能力・意欲・創意の発揮と尊重により、質の高い看護と介護を目指すことを経営理念の一つとして掲げており、年に一度、職員がそれぞれ設定した課題を研究し、レポートを提出する「一職員一研究」の取組みを始め、35年続けています。
職員の質を高く保つために必要な、働きやすさや、やりがいをもって誰もが長く働ける職場環境を自然と整えてきました。

ウェルビーイングの取組み

育児・介護・家事に関わる職員をはじめ、男女や年齢を問わず、全ての職員が、家庭生活と仕事を両立できるようにサポートしています。
もともと、年次有給休暇取得率は73.2%(令和4年)と全国平均より高い水準であり、時間外労働は非常に少ないといえます。
長く健康に働き続けられることを目的として、平成28年から「とやま健康企業宣言」事業所として認定を受けており、さらに魚津市の「健康づくりがんばり隊」にも登録するなど、職員の健康増進にも力を入れております。
禁煙研修により禁煙促進や、介護現場の職員には腰痛検診を実施。また腰痛予防としてラジオ体操や腰痛予防研修も行っています。
また魚津市街や日本海が望める休憩場所には、コーヒーメーカー、マッサージチェアを設置し、休憩時間にはゆっくりと英気を養っています。

職員と、その家族までも大切に。

職場と家庭、地域とのつながりもウェルビーイングにとっては重要です。
チームワークによる業務遂行を推進し、職員間のコミュニケーションの推進はもちろん、職員の家族とのつながりを大切にしています。
ここ数年、新型コロナ感染症の拡大によりいったん休止していますが、家族ぐるみのBBQ大会、ボーリング大会、夏祭りなどを定期的に行っていました。
その他、福利厚生として、毎年秋に職員親睦旅行を開催。いくつかコースや日程を設定することで全員が参加しやすいように工夫をしています。
職員一同再開できることを心待ちにしているところです。
当法人の職員の約8割が女性で、子育て世代も多くいますので、職員の子育て支援にも取り組んでいて、例えば関連法人経営の病児・病後児保育施設「キッズベア」の利用料の割引を行っています。子どもが病気でも、安心して働けるのではないかと思います。

今後のウェルビーイングアクション

看護や介護の分野は人手不足が深刻です。長く勤めていただくために、ITなどによる業務効率化を果たしながら、賃金水準を保つためさまざまな分野で職員のウェルビーイングを追求する必要があります。
男性の育児休暇取得推進や、シニア世代やEPA(外国人看護・介護人材)の活用、働き方の多様化への取組みに今後は特に力を入れていきます。健康増進に向けても医療機関ならではの発想で、リハビリ機器を使うことなども企画しています。
職員間のコミュニケーションを大切にしながら、これからも様々な角度から、職員が働きがいを感じることができる職場づくりを目指していきます。