企業・団体、個人の取組み
Well-being Action

日本青年会議所は、ボランティアや行政改革等の社会的課題に取り組みながらより良い社会づくりとリーダーにふさわしい人材育成を目的として活動する有志の団体です。富山県内では2023年2月現在およそ400名の会員が所属し、日々活動を行っています。
自治体の抱える地域課題に寄り添いたいという思いのもと、富山県が推進するウェルビーイングを感じられる富山の創造に共感し、2022年度から「ウェルビーイング実感事業」を進めています。
日本青年会議所は、20歳から40歳までの青年世代で構成されています。未来の富山を担う子育て世代を含む青年世代が、よりウェルビーイングを実感できるよう、ウェルビーイング推進委員会を組織し、日本青年会議所だからできることを模索し、旗振り役となり推進しています。

2022年9月に開催された富山ブロック大会では「ウェルビーイング大作戦！～ハッピーアドベンチャー～」を企画し、パネルディスカッションや、個人個人の様々な幸せに合わせた実感ブース、ダンスフェスティバル、青空ヨガ教室、テントサウナ体験、銅器作り体験、ドローン教室を用意するなど、ウェルビーイングの周知や体感を目的とした事業を展開しました。
みんながウェルビーイングを実感している状態「ウェルビってる！」を合言葉に、所属メンバーだけではなく、たくさんの子育て世代、青年世代が集まり大変盛り上がりました。
2023年1月からは新たなウェルビーイング推進委員会の10名が中心となり、所属メンバーを巻き込みながら、さらにこの取組みを深化、推進できるよう事業を推進しているところです。

富山県が趣味や娯楽などの余暇を十分に楽しめていない、という地域課題に着目し、富山県民の財産である豊かな自然や素晴らしい文化財を活用したアウトドアやスポーツなどの余暇活動の推進を2023年度の活動方針としています。
子育て世代や青年世代がこれまで以上に余暇を楽しむことができれば、将来にわたって継続的に幸福を実感でき、また周りの方にも発信、伝播させることができます。
一方で、控えめな県民性のためか「富山は何もない、つまらない」とつい言ってしまいがちな方も多くいるといわれています。
2023年9月に予定されるブロック大会では、「つまらない よか おもしろい」富山、自慢できる富山を感じられるよう、余暇活動の体験を通して、富山はおもしろい、いいな、と自慢したくなるような、共感型事業を計画しています。

所属メンバーは各々の役割を担い課題に取り組む一年となりますが、わたしたちの活動は非常に濃密なものです。
だからこそ、仲間と一致団結して、成し遂げた瞬間の達成感というものは何ものにも代えがたいウェルビーイングな瞬間です。
様々な活動を通し、まずはメンバー自身も幸せを感じ、そして地域に還元できるよう自覚し、ウェルビーイングを自分事に落とし込みながら、富山県のウェルビーイングを加速できるよう取り組んでいきます。