社員、業界ぐるみで目指す！ 持続可能な人・地域づくり。

取組み内容

社員、業界ぐるみで目指す！持続可能な人・地域づくり。

株式会社福光組

心身の健康
経済的なゆとり
安心・心の余裕
自分らしさ
自分時間の充実
生きがい・希望
思いやり
つながり

ウェルビーイングに取組むきっかけは？

当社は土木建築の公共工事をはじめ、一般企業の工場から戸建て住宅の新築、リフォームといった、大きなものから小さなものまで幅広く扱う南砺市の総合建設業です。
社員数は19名と決して多くはありませんが、少数精鋭で幅広い業務に従事しているため、社員一人ひとりがとても大切な財産です。
南砺市は、ＳＤＧｓ未来都市や自治体ＳＤＧｓモデル事業にも選定された幸福感と満足感溢れる地域です。
持続可能な地域づくりを目指す南砺市に共感し、日々、地域全体が豊かになることを目指し、清掃活動や消防団の活動などにも長年取り組んでいます。
さらに、令和４年に就任した新社長が所属する青年会議所でも積極的にウェルビーイングを推進していたこともあり、社長自ら旗振り役となってウェルビーイングへの取り組みをはじめました。
「地域の発展なくして、会社の発展なし！」「社員の成長なくして、会社の発展なし！」を企業理念として、社員一人ひとりが、自主的に、また自分のペースで成長できるよう後押しをしています。

わが社の、ウェルビーイングの取組み

人手不足や若い人材の確保は、業界として、また地域全体としての課題です。
会社として「働きやすい」という付加価値を高めることは、持続可能性という点で重要だと考えています。
仕事と家庭生活が両立できるよう、社員への看護休暇、介護休暇の取得推進を目指し、社員へのアンケートを実施したり、ディスカッションをしたりしながら、有給休暇取得を推し進めています。
令和3年度から30分単位での有休休暇取得を可能にするなど、休暇制度の見直しを進めたことで、平均有給休暇取得日数は、令和3年度13.8日、令和4年度11.2日となり、目標としていた10日を上回ることができました。
また、令和4年からは長時間労働の削減のために完全週休二日制を導入し年間休暇日数を9日間増やしました。
社員のウェルビーイングを目指して前に進んでいるところです。

社員・関係会社みんなでウェルビーイングを目指す！

「ウェルビーイングを目指す」といっても、まだまだ社員には馴染みがありません。
しっかりとオンオフを切り替えながら、健康で、また、仕事にやりがいを感じながら働いていただくために、社員自身の意識改革も必要です。
さらに当社の業務は、地元の関係会社さんや下請け会社さんの協力の上に成り立っています。当社社員だけではなく、業界全体で取り組んでいくきっかけになればと、社長が講師を務め、社員全員へ「ウェルビーイング」についての理解を深め、また、協力会社さんとの会議の場では、外部講師を招き講習会を行うなど、みんなで目指す方向を確認しました。
自分事として考えるよい機会になったと思います。

今後のウェルビーイングアクション

「とやま健康企業宣言」step1にも認定されているので、今後も社員の健康維持管理に努めます。
さらに、ＤＸの推進にも力を入れていきます。これは、業界として求められていることもありますが、富山県中小企業ビヨンドコロナ補助金に採択され、測量機器を導入し効率化を進めるなど、労働時間の短縮に努めていきます。
また、持続可能な地域づくりのためには、環境経営についても取り組む必要があります。令和5年から、エコアクション２１の認証登録を目指し準備を始めています。
今後も関係会社さんと一緒に協力しながら、時代のニーズに即した魅力ある会社作り、業界作り、そして地域作りを進めていきたいと考えています。